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萌え萌えの趣都

萌え萌えの趣都(12k)

2003年04月13日 東京秋葉原

家電製品とパソコンと美少女アニメ&DVDの都市、秋葉原の辺りは神社が多い。神の御加護か、周囲にはレトロな震災前の建物がポツポツと残っている。商売繁盛。お江戸のあきんどにならってあやかろう。秋葉原で今流行っているものだって、考えてみれば、生活用品に、人形に、小道具に、春画で、江戸の昔から脈々と続く倒錯趣味を受け継いでいるに過ぎないのだ。

 

チューリップ

チューリップ(9k) 7日撮影

2003年04月12日 横浜市反町公園(7日撮影)

チューリップが咲いた。歌のとおり、赤、白、黄色が植え込んである。でも良く見ると、黄色には赤がほんのちょっと混じっている。他の花壇を見ると、炎のような形をしており、白の縁取りの赤い花になっていた。様々な種類がある。ここまでで花びらという言葉を避けてきた。下から見上げるとガクがない。花びらに見えるものが本当に花びらなのか自信がない。

 

桜散る

桜散る(11k)

2003年04月11日 横浜市神奈川区

桜の花がどんどん散っていく。栄枯盛衰。かって独裁と富を欲しいままにしたサダム・フセインとその一派はUSAの圧倒的な軍事力の前で潰えたみたいだ。世界最大の軍事力を誇るUSAもまた、膨大な軍事出費で国力を損なわれる。イラクの戦後復興費用を負担する日本もまた、不況から脱出する道から離れることになるのだろう。それでも季節が巡るように世界は動き続ける。諸行無常。

 

屋形船出航

屋形船出航(12k) 7日撮影

2003年04月10日 横浜市万国橋(7日撮影)

屋形船が出航していく。この季節の宴会は新入り歓迎会が多いだろう。長引く不況で企業が採用を抑えている中、就職活動は大変だったろう。若者の技能や能力差が少ない日本では、採用する方だって悩んだろう。歓迎会は採用・就職両方の打ち上げ会でもある。ところで、万国橋の左手奥の2つの巨大な立方体は、ヒロ・ヤマガタ氏の芸術作品だそうだ。表面が虹色に光を反射する。

 

白い潮

白い潮(12k)

2003年04月09日 横浜市みなとみらい21

昨日の豪雨で散った桜の花が、あちらこちらで白い潮になって漂っていた。中でも、ワールドポーターズの汽車道側の広場の横がすごい。汽車道の沿道の桜の花びらが潮溜まりに集まったのだろう。そこは、2年前の現代美術祭のとき、銀色の球体が大量に浮かべてあった場所だ。桜の散る季節に球体を浮かべておくと、花びらがついておもしろい光景になるかもしれない。

 

嵐の終わり

嵐の終わり(12k)

2003年04月08日 横浜市自宅

ドシャブリの雨になった。夕方、駅から家に歩いただけで、膝から下と両腕の部分がズブ濡れになってしまった。靴の中に水が入り、靴下が足に貼り付いたかのよう。折り畳み傘が強風でめくりこみ、すぐにも折れそうでヒヤヒヤした。ところが、家に辿りつく頃、西の空は雲が切れて明るくなっていた。道草を数時間食ってから帰れば、ズブ濡れにならずにすんだのかもしれない。

 

鉄腕アトム

鉄腕アトム(12k) 3日撮影

2003年04月07日 横浜市みなとみらい21(3日撮影)

今日は漫画の世界で鉄腕アトムが誕生した日。荒唐無稽な設定だったので、鉄腕アトムが今の時代に作れなくても当然なこと。漫画の中でも、特別な人にしか作れない特別な存在だった。現役のロボットは人形の鉄腕アトムを囲む産業用ロボットだ。これらだってロボットらしく見えるだけ特別で、工場の設備自体が一種のロボットになっている。既にロボットは当たり前の存在なのだ。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan