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残り桜花

残り桜花(10k)

2010年05月09日 横浜市中区

みなとみらいの汽車道に植えてあるオオシマザクラの木にまだ花が4輪咲いていた。葉っぱと膨らんできたサクランボに囲まれて、ぽつんと花が開いていた。ほんの1週間前まで、花を数輪残したままのソメイヨシノがあったぐらいだから、驚くことではないのだろうけど、サクランボと花が同時についているのは妙な感じだった。

 

フジの花

フジの花(16k)

2010年05月08日 横浜市鶴見区

横浜では、フジは八重桜の花が散り終わりの頃に咲く。今年はそれがちょうど今頃で、あちらこちらのフジがちょうど良い感じに花の房を垂らして香りをふりまいていた。これは馬場花木園のフジ。花の垂れ下がりが、ここ数年の間では一番短かった。他の場所のフジも、たいてい花房が短い。天候不順に敏感な植物だ。

 

高島山トンネル

高島山トンネル(12k) 2日撮影

2010年05月07日 横浜市神奈川区(2日撮影)

東急東横線が第二次大戦前に横浜まで開通したときに掘られた古いトンネルがある。何年か前に東横線が地下へ潜る前まではずっと現役で使われ続けていた。その後、遊歩道の一部として再利用するために、トンネルの改修工事がおこなわれていた。ようやく工事は終盤にさしかかったようで、夏までには通れるようになるそうだ。横浜駅側のトンネルを出てすぐ、植え込みになっているあたりが初代の駅のプラットホームがあった場所なのだという。

 

キリの花

キリの花(16k)

2010年05月06日 横浜市港北区

桐の木が横浜線の菊名駅から大口駅へ向かう途中のトンネルの入り口の上に生えている。斜面に乗り出すように枝を広げ、大きな葉をゆさゆさと夕日の中で風に揺らしていた。花房が上に突き出るように何本も伸びて、薄い空色の大ぶりの花が開いていた。そこからは、ずっと西の方まで開けていて、丹沢が見えていた。富士山は雲に隠れていた。桐の花に富士山を合わせた画を期待したけど、なかなかうまくいかないものだ。

 

トチノキの花

トチノキの花(13k)

2010年05月05日 横浜市神奈川区

トチノキに花が咲いていた。嵐を呼ぶ花と個人的に呼んでいる。毎年のように、この花が咲くと嵐がやってきたからだ。だけど、今年は様子が違う。何やら天気が良い。喜んで外を歩き回ってしまう。だけど日差しがきつい上に暑い。だんだんと軽い熱中症の症状が出て、頭が鈍く痛くなってくる。

 

吊るし鯉

吊るし鯉(15k)

2010年05月04日 横浜市神奈川区

大きな鯉のぼりと吹流しが何本も垂れる反町公園は子供たちの遊び場だ。駆け回って遊ぶ姿に半袖が多い。5月に入ってから気温が上昇し、春の陽気を飛び越して、4月まで続いていた冬の寒さから、一気に初夏の暑さへ切り替わった。元気なのは子供だけではない。寒さで咲き渋っていた4月の花木が我先にと花を開きだしていた。

 

矢車の消失

矢車の消失(12k) 1日撮影

2010年05月03日 横浜市港北区(1日撮影)

街を行けば、あちらこちらの民家に可愛い鯉のぼりが飾ってあるのを目にするようになった。関東の鯉のぼりは竿の先に矢車をつけていて、吹流しがついているものだと認識していたのであるが、実際に目にしてみると矢車がついていないものが割と多い。カラカラと音を立てるのが近所迷惑になりはしないかと遠慮しているのだろうか。鶴見川の堤防の鯉のぼりにも矢車はなかった。

 

MIZUTANI Tociyuki at Kanagawa-Ku, Yokohama-City, Japan