>  トップ  >  サイト案内 >  ちゃよてとは

サイト案内

ちゃよてとは

サイト名の「ちゃよて」とは、自分の故郷、宮崎日南の方言でハヤトウリのこと。 と言っても、チャヨテについて語るのはここだけです(オイっ)。 好物なので知名度が少しでも上がって手に入りやすくなりますように、 ゴーヤーに続く南国野菜として売り出されるようにとサイトに名付けました。

チャヨテは中米出身の外来植物です。 大正時代に鹿児島の農林試験所に持ちこんだのが、日本でのチャヨテ栽培の始まりと言われています。 日南の気候が合うのか、我が物顔で生えているのを良く見ます。 生垣や塀の北側を覆い、11月ぐらいになると西洋梨の形をした実が大量にぶら下がります。 実を手で軽く引くだけで、プチと簡単に蔓からはずれてしまうのがおもしろく、 子供の頃に引っ張って遊んだものです。

方言「チャヨテ」は、一説によるとメキシコでの呼び名が、そのまま訛ったものだそうです。 クラウン西和辞書に、chayoteはスペイン語のハヤトウリの男性名詞であると記載されています。情報を寄せてくださった匿名の方、ありがとうございました。

白ちゃよて 緑ちゃよて 緑ちゃよて中身

上の画像の左が子供の頃に良く見かけた白い実ですが、最近は真中の緑色の実が流行っているようです。 白いほうがエキゾチック感漂い、個人的には気に入っています。 妙なるは皮の質感で、どことなくプラスチック細工をおもわせ、表面はデコボコしてます。 右のように、中に扁平な種が一個入っています。 肉質は弾力があり生のカブラのような感じ。 果肉はぬめりを持っています。

これらは日南の実家から送ってもらったのですが、 昨年の11月頃に東急東横線の白楽駅の西口にある八百屋さんの店頭に並んでいるのを見つけました。 せっせと買っているのは自分だけのような感じでした。 ところで、司馬遼太郎氏が「三浦半島記 街道をゆく42」(朝日文芸文庫)の52ページに書かかれてますが、 三浦半島でもチャヨテが育つそうです。 ということは、白楽駅の八百屋さんで売っていたのは、関東近辺で育ったものだったのかもしれません。 ただし、自分が知る限り、この実を食べるのは南九州と高知の辺りだけです。 沖縄でもまだ見かけたことはありません。

豚肉と炒めると相性よろしく、漬物にしても良いものです。 横帯の画像は豚肉とチャヨテにモヤシを炒めたものです。 調理するときは、皮を剥いて種をとって好みの形に切ってから、水にさらします。 味はウチワサボテンのような感じ…と言ってもサボテンを食べた方が少ないだろうと思うと…。

ただし、人によってはチャヨテにアレルギーをおこすようで、誰にでも勧められるものではないのが残念です。 日南の母の友人なんかは、チャヨテを食べて下痢をおこしたというので穏やかではない。 かくいう自分も食べていると、ときどき喉に軽いアレルギーを伴うことがあります。

水谷敏行
2008年12月20日 修正
2005年8月24日 修正
2003年3月1日 加筆
2003年1月25日 初出

MIZUTANI Tociyuki at Kanaga-Ku, Yokohama-City, Japan <webmaster@tociyuki.flop.jp>